亜由美の芸能日記

お笑いトリオ・ダチョウ倶楽部の上島竜兵が20日、著書『人生他力本願　誰かに頼りもって生きる49の方法』を出版したんじゃ。同著は、純文学の出版社として知られる河出書房新社の「ヤングアダルトシリーズ“14歳の世渡り術”」最新刊。全国の小中高の「朝の読書」やらで読まれる可能性もあることから、上島は「大変光栄に思いますけぇの。でも小中高の皆さんがげに読んでくれるか心配じゃ」ゆぅて謙そんしとる。

　発売日がちょうど自身の49回目の誕生日で、著書でも49の世渡り術を余すことなく収録したんじゃ。「汚れ芸人」ゆ0われながらも芸能界の荒波を生き抜いてきた上島は、その秘訣を「人との巡り会いとどがぁに子分肌でいるか」が大切だと説く。「無理をせん」「自分1人じゃぁ何もでけん」「才能がある後輩にゃぁ頭を下げる」やら、上島が自ら体験してきた生きるヒントを詰め込んじゃ。

　人に頼る天才、上島が今もっとも頼れる“他力”は「メンバー2人（肥後克広、寺門ジモン）と竜兵会のメンバー、志村（けん）さんかの。えっといます」。実際に「わし1人で出演した時は、スタッフやプロデューサーがひやかったのに、志村さんと飲んどる時にその番組のプロデューサーとおぉてからぁ、わしに対する態度がコロッと変わった」ゆぅて“他力”の恩恵にあずかったエピソードは数知れずじゃ。

　「14歳の世渡り術」は多感な中学2年生とその年代に向けた同社の人気シリーズで、通常の書籍よりゃぁ多目に図書館やらに納められるっちゅうことじゃ。テレビじゃぁいっつもいじられるイメージの強い上島じゃが、そのメッセージは果たして全国の悩める若者にどう届くんか。きょう午後6時からぁ、東京・ブックストア談浜松町店で出版記念サイン会を開く。

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